ライラックのワンピース

ライラックのワンピース

 

■生地:リバティプリントのタナローン/ベンクリル(裏地)
■パターン:茅木真知子さんの『ワンピースがいちばん』の衿つきの麻のワンピースをアレンジ(襟をフリルに変更、袖にフリル叩きつけ、見返し処理にして総裏つきに)
■失敗点:もっと生地の色に近い糸を使うべきだった。黒い糸を使ったけど生地は若干明るめの黒だったので、やや目立つ。

 

リバティプリントのアーカイブ・ライラックという柄です。無数にあるリバティのなかでいちばん好きな柄かも。札幌住みなのでライラックは馴染み深いのです。開花は5月中旬以降だからずっとさきだけど。

写真に写っているネックレスとピアスもかなり前に自作したもの。

 

ライラックのワンピース

 

リバティプリントは私にしてはお高い布なので失敗は許されない。なので過去につくったことのあるパターンで、というわけで、先日縫った水色のレースのワンピースと同じものをちょこちょこアレンジしました。

襟をフリルに変更して、袖にもフリルを叩きつけて、バイアステープ始末から見返し始末に変えて裏地をつけ、ウエストを1cm削った。

 

ライラックのワンピース

 

総裏のワンピースをつくるのはじつははじめてです。裏地をつけると汚い縫い目が隠れるからいいよね。

見返しのパターン、てきとうにラインを引いてつくったら、カーブがきつすぎて裏地と縫い合わせるのに難儀しました。

 

ライラックのワンピース

 

襟のフリルはギャザーを寄せて見返しとのあいだに挟み込み、袖のフリルは1.5cm間隔でひだひだを折って叩きつけた(叩きつけるとはミシンで上から縫いつけることで暴力的な意味にあらず)。同じフリルでもけっこう違う。

ウエストの中心のラベンダー色のリボンはかなり迷ったすえにつけたんですが、なかったほうがよかったかも。「足し算はオカンアートのはじまり」というオリジナル格言を胸に刻みたい。

ほんとうはこのリボン、ウエストベルトの上下にパイピングみたいに挟み込んでちらっとだけ見える感じにしたかったんですよ。でもうっかり忘れたまま縫い進めてしまい……。あー、そっちのほうがぜったいにかわいかったと思うんだけどな……。

 

 

ライラックのワンピース

 

着てみたところ。ワンピース1枚で着た写真も撮ってみたが、二の腕とワキ肉が圧倒的な存在感を放っていたので、カーディガンを羽織った写真で失礼します。

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